マービー復興ミュージカル「日の記憶/夢ニモ思ワナイ」~ 現代と明治時代の水害を通じて語り継ぐ被災の記憶

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平成30年7月豪雨では、西日本一帯に降り続いた大雨による河川の氾濫で、倉敷市真備町は甚大な被害を受けました。

被災から約5年が経過した真備町からは、山のように積み上がった瓦礫は消え去り、自動車が行き交う道路や住宅が建ち並ぶようすに通常の生活が戻りつつあることが伺えます。

平時の姿を取り戻した真備町の光景は喜ばしくあるものの、水害により失われたかけがえのないもの、そして復興に向けて地域社会が支え合った記憶は忘れてはなりません。

災害が身近なものとして繰り返される日本において、被災の記憶を風化させないことは、人の命を守ることにもつながるでしょう。

マービー復興ミュージカル「日の記憶/夢ニモ思ワナイ」は、平成30年7月豪雨から約5年が経過し、不確かになり始めた災害の記憶を私たちの心に留めておくために企画された市民ミュージカルです。

2023年3月19日、倉敷市真備町にあるマービーふれあいセンターで上演されます。

総合演出は、岡山県を中心に市民ミュージカルや地元劇団の演出家として活動する朝松煌(あさまつ きら)さん。

ヒロインは岡山市在住で、多数の市民ミュージカルや映画に出演経験のある小学6年生、與曽井美希(よそい みき)さんです。

「日の記憶/夢ニモ思ワナイ」を紹介するとともに、ヒロイン與曽井美希さんへのインタビューを通じて復興ミュージカルにかける想いも伝えます。

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